こんにちは。
心を育てるコーチングの黒川彩音です。

私は、両親が共働きだったこともありお金の価値観や感覚を家族内で話していた記憶がほとんどありません。なので社会に出てからお金にまつわる感覚を身につけてきました。

今日は、私自身が１９歳の頃にお金の価値観が変わった時の経験をお伝えしていきたいと思います。

高校卒業してすぐ就職した私。当時、その職場で初めての平成元年生まれの雇用だったこともあり沢山の方々に優しく接していただきました。

その中でもお姉ちゃん的存在だった未来ちゃん。１０個以上年上だったこともあり特に可愛がってもらっていました。（私が懐いていた・・？！）

未来ちゃんとご飯に行くといつもご馳走していただく。運転もいつも助手席。一緒に行った初めての海外旅行も全て未来ちゃん任せでした。

その頃の私の心の器は、ティースプーンくらいのサイズ感（ミニミニサイズ・・）今、考えると本当に恥ずかしいのですがいつもいつもお世話になるその状況。

「ありがとう」と思いつつどこかで「ラッキー」って思っていたんですよね。

そんなある日、未来ちゃんにお礼の品をお渡ししたんです。そしたら一言・・

「あやぴ（当時のニックネーム）ありがとう。嬉しいけど気にしなくていいんだよ。あやぴが大人になってから自分より若い子たちに何かしてあげたらいいから」

😮😮😮

お金の教養、豊かな使い方・・何１つなかった私にはすごく衝撃的な言葉でした！！！

そうなの？お礼って直接するんじゃないの？そんな価値観が崩れた瞬間でもあったのです。

同時に「ラッキー」なんて自分のことしか考えてない自分に恥ずかしくなったのを今でも鮮明に覚えています。未来ちゃんは、自分に返ってくることを何も求めてなかったんですよね。

ただ素直に笑顔でお礼を伝えること

嬉しそうにご飯を食べること

その瞬間を楽しむこと

そしてまたそれを誰かに贈ること

私が人生で初めて知った豊かなお金の使い方でした。

お金の価値観、教養や使い方は、家庭によって家庭内で話していたり私のように外に出て身につけることもあると思うんです。人との違いを知るから今の自分を知る。

あのときの未来ちゃんが教えてくれくれたようにお金に限らず豊かさや優しさは、今の自分に出来る形で未来ちゃん⇄私、その中だけで行き来するのではなく未来ちゃん→私→そしてまた誰かへ・・そんな恩送りを今も続けています。今日もいい日です。

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